ROUND SEASON

月と刺繍。

頭痛から逃れるためにきょうは
はやめに寝たのだけれど
皆既月食みてみたら。と
彼に起こされてから
今度はなんだか眠れなくなってしまった。


月ってふしぎで神秘。

月をモチーフしたものに惹かれるし
ものづくりにとりこんでみたり。



自分の感覚だけに心を傾けて
ここから気がすむまで作ってみたい。

jam3℃から帰ってくると
曖昧にしてきたことや迷いが鮮明になって
ひとつの区切りがいつもできるみたいで。


刺繍の世界をもっとつきつめて
どこまでもつきぬけていきたい。

とうとい あかり。

house candle,
by toutousya.

→ h p


おおくを語らなくても
このあいらしさは伝わるはず。

てばなし。

ひとぬい、ひとぬい、

そして
てばなしたくなくなる。


１２にんの作り手のもとからすこしづつ
すてきな子たちがやってきて
どんどんにぎやかになってゆくbaco。

つよい個性の子も
だんだん空間に馴染んで
いまではゆったりくつろいでいる。


そばにおいていきたい気持ちと
旅立つときを待ち焦がれる気持ちと
いまは半分半分。

つくること。

しばらくのあいだ作ることも
round seasonも書けなかった。

そのあいだにも
気にかけてくれている人や
のぞいてくれている人がいてくれたのなら
ごめんなさい。とか
ありがとう。と伝えるだけじゃなくて
このround seasonをつづけていくこと。

bacoみたいに毎日openできないとしても。


すきなことをしなよ。と
彼に幾度となく言われても
わからなかったわたし。

でももう
自由を見てみぬふりする日々は
もうおわり。


しばらくぶりにつくる時間は
とてもたのしくて、いとおしい。

ぬくぬくとした
ものづくりの季節。

きにつつまれる。

思いがけない
であい。

そう。会ってみたいと
思っていたんだ。

佐々倉 文さんの
手から生みだされた型で
作られたcookie。


すてきな作り手さんたちの街、
笠間に行ってきた。

bacoですごす時間になれてしまって
どんな空気感が流れているのか
感覚が鈍ってしまっていたけれど
ただいま。と、扉をあけたら
bacoは木の香りで包まれているんだね。